2026/07/13
■ 肩こり
― 「こり」は体の巡りのサイン
肩こりは、多くの方が日常的に感じている症状の一つです。
長時間のデスクワークや姿勢の問題だけでなく、
- 疲労
- ストレス
- 睡眠不足
- 冷え
など、さまざまな要素が関係していることがあります。
■ 肩こりは“肩だけ”の問題ではないことがあります
肩こりというと、筋肉の張りをイメージされることが多いかもしれません。
しかし実際には、
- 頭痛
- めまい
- 眼精疲労
- 不眠
- 胃腸の不調
などと一緒にみられることも少なくありません。
👉漢方では、肩こりを
「体全体の巡りや緊張状態が現れやすい症状」
として捉えます。
■ 漢方でみる肩こりの背景
- 気の巡りの乱れ
ストレスや緊張が続くと、
体が無意識に力んだ状態になりやすくなります。
すると、
- 首〜肩の張り
- 呼吸の浅さ
- 締め付けられる感じ
などが現れることがあります。
- 血流の低下
冷えや疲労が続くと、
肩周囲の巡りが悪くなり、
- 慢性的なこり
- 重だるさ
- 固定した痛み
につながることがあります。
- 水分バランスの乱れ
体内の水分がうまく巡らない場合、
- 重い感じ
- 天候で悪化する
- 雨の日に調子が悪い
といった特徴がみられることもあります。
■ 「肩がこる人」は全身が緊張していることも
肩こりが強い方では、
- 力が抜けにくい
- 無意識に緊張している
- 疲れていても休まらない
という状態が背景にあることもあります。
👉肩だけではなく、
全身のバランスとして考えることが大切です。
■ 当院での考え方
当院では、肩こりに対しても、
- どのような時に悪化するか
- 冷えや疲労はあるか
- 睡眠や胃腸状態はどうか
などを丁寧に確認していきます。
さらに、
- 気血水のバランス
- 陰陽・虚実
- 緊張の状態
なども踏まえながら、全体像を整理していきます。
■ おわりに
肩こりは、単なる筋肉疲労だけではなく、
体全体の状態を反映していることがあります。
ストレス、冷え、疲労、水分バランス――
さまざまな背景を整理していくことで、
体調全体への気づきにつながることがあります。
■ 関連コラム






