2026/04/27
倦怠感と漢方
―「疲れやすさ」の背景にあるもの ―
「しっかり休んでも疲れが抜けない」
「朝からだるい」
このような倦怠感は、検査では異常が見つからないことも少なくありません。
漢方では、この状態を
「気の不足(気虚)」
という視点から捉えることがあります。
■ 気が不足した状態とは
気は、体を動かすエネルギーのようなものです。
これが不足すると、全体的に「力が出ない」状態になります。
・疲れやすい
・息切れしやすい
・声に力がない
・食後に眠くなる
■ 胃腸との関係
気は、食事から作られると考えられています。
そのため
・食欲がない
・胃もたれしやすい
といった状態があると、気が不足しやすくなります。
例として、**人参(にんじん)や黄耆(おうぎ)**などが挙げられます。
■ 気虚が続くと
気が不足した状態が続くと、
血や水の巡りにも影響することがあります。
その結果、
・めまい
・むくみ
などを伴うこともあります。
■ ご留意いただきたい点
倦怠感は、様々な病気の入り口である可能性があります。
強い倦怠感が続く場合や、急激な体調変化がある場合は、医療機関での評価が必要です。
■ まとめ
倦怠感は
・気の不足(気虚)
という視点から捉えられることがあります。
単なる「疲れ」として片付けず、背景を見ていくことが重要です。
