2026/05/15
月経前の不調(PMS)はなぜ起こるのか ― 漢方で考える“周期のゆらぎ”
月経前になると、
イライラ、むくみ、眠気、頭痛などの不調が現れる――
こうした状態は「PMS(月経前症候群)」と呼ばれます。
■ PMSは“周期の中の変化”
PMSは、月経周期の中で起こる
ホルモン変動に伴う心身の変化とされています。
ただし、その出方や強さは個人差が大きく、
同じ方でも月によって変わることがあります。
■ 漢方でみるPMSの主なタイプ
① イライラ型(気滞)
- 怒りっぽい
- 胸の張り
- 頭痛
👉「気の滞り」を改善する視点
② むくみ・眠気型(水滞)
- 体が重い
- むくみ
- 強い眠気
👉「水の巡り」を整える視点
③ 疲労・落ち込み型(血虚)
- 元気が出ない
- 眠りが浅い
- 不安感
👉「血を補う」視点
■ なぜ毎月くり返すのか
PMSの特徴は、
同じタイミングで同じ症状が繰り返されることです。
これは、周期に応じて
体のバランスが同じように揺れるためと考えられます。
■ 漢方的な考え方
漢方では、
PMSを「一時的な不調」ではなく
体質と周期の関係として捉えることが特徴です。
そのため、
- 月経前だけでなく普段の状態
- 冷えや睡眠、ストレス状況
なども含めて考えていきます。
■ このような方はご相談ください
- 毎月同じ不調がつらい
- 日常生活に影響が出ている
- 複数の症状が同時にある
周期に伴う不調は、体からのサインでもあります。
体質の視点から見直すことで、負担が軽くなる可能性があります。
