2026/06/01
月経前になると強い眠気が出ることがあります
月経前になると、
- 強い眠気
- 朝起きられない
- 頭が重い
- 集中できない
- 身体がだるい
などを感じる方がいます。
「いくら寝ても眠い」
「仕事や家事に集中できない」
と悩まれることも少なくありません。
また同時に、
- むくみ
- 頭痛
- めまい
- 胃の重さ
- 身体の重だるさ
などを伴うこともあります。
漢方では、このような状態を「水滞(すいたい)」という視点から考えることがあります。
漢方でいう「水滞」とは
漢方では、身体の中の水分は適切に巡ることが大切と考えます。
この水分代謝が乱れ、
余分な水分が停滞した状態を「水滞(すいたい)」と呼びます。
水滞では、
- むくみ
- 頭重感
- めまい
- 眠気
- 胃の不快感
- 身体の重だるさ
などがみられることがあります。
特に月経前はホルモン変化の影響もあり、
水分バランスが変化しやすい時期です。
そのため、もともと水滞傾向のある方では、
月経前に症状が強く出ることがあります。
「疲れているだけ」とは限りません
月経前の眠気は、
単なる睡眠不足として見過ごされることがあります。
もちろん、実際に睡眠不足や過労が背景にあることもあります。
しかし、
- 月経前だけ強くなる
- むくみを伴う
- 頭が重い
- 天気で悪化する
などの場合は、
水分代謝の偏りが関係していることもあります。
胃腸機能との関係
漢方では、水分代謝には胃腸機能が深く関係すると考えます。
そのため、
- 胃もたれしやすい
- 食後に眠くなる
- 下痢しやすい
- 疲れると食欲が落ちる
などがある方では、
水滞傾向が背景にあることがあります。
また、ストレスや睡眠不足によって胃腸機能が低下し、
さらに症状が悪化することもあります。
一人ひとり状態は異なります
同じ「月経前の眠気」でも、
- むくみが強い方
- 頭痛を伴う方
- 強い疲労感がある方
- 冷えを伴う方
- イライラも強い方
など、状態はさまざまです。
そのため漢方では、
- 月経周期
- 睡眠
- 胃腸の状態
- むくみ
- 冷え
- ストレス状態
なども含めて確認しながら、
全身状態をみていきます。
女性の不調を全身から考える
月経前の眠気やむくみは、
単独の症状ではなく、
身体全体のバランスの乱れの一部として現れていることがあります。
漢方では、
- 水分代謝
- 胃腸機能
- 睡眠
- 疲労
- ストレス
などを含めて全身状態を整えることで、
女性特有の不調を総合的に考えていきます。
月経前症候群(PMS)についての記事もご参照ください。



