2026/05/11
■ 月経不順
月経不順はなぜ起こるのか ― 漢方で考える“周期の乱れ”
月経周期が安定しない、予定より早く来る、なかなか来ない――
こうした「月経不順」は、多くの方が経験する悩みです。
検査では大きな異常が見つからないことも多く、
「様子を見ましょう」と言われることも少なくありません。
では、この“周期の乱れ”はどこから来るのでしょうか。
■ 月経は“全身状態の反映”
漢方では、月経は単なる子宮の現象ではなく、
全身のバランス(気・血・水)の結果として現れるものと考えます。
- 血が不足する → 月経が遅れる・量が少ない
- 気の巡りが悪い → 周期が不安定になる
- ストレスが強い → 排卵リズムが乱れる
■ よくある3つのタイプ
① ストレス型(気滞)
- 周期がバラバラ
- 月経前にイライラ・胸の張り
- 環境変化で悪化
👉「気の巡り」を整えることで安定してくるケースがあります
- 月経が遅れがち
- 経血量が少ない
- 疲れやすい・めまい
👉「血を補う」視点が重要になります
- 月経痛が強い
- 血塊が出る
- 冷えが強い
👉「巡り」を改善することがポイントです
■ 西洋医学との違い
西洋医学ではホルモンの調整が中心になりますが、
漢方では体質そのものにアプローチする点が特徴です。
そのため、
「繰り返す月経不順」や
「ストレスと連動するタイプ」などに対して
体質に応じた対応が検討されることがあります。
■ このような方はご相談ください
- 周期が毎回大きくずれる
- ストレスで月経が止まる・遅れる
- 他の不調(冷え・頭痛・不眠など)もある
月経は、体の状態を映す“サイン”でもあります。
気になる変化があれば、体質の視点から見直すことも一つの方法です。
