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腹診とは何か

2026/02/27

腹診とは何か
お腹から体の状態をみる漢方の診察方法

漢方診療では、
「腹診(ふくしん)」と呼ばれる診察を行うことがあります。

腹診とは、
お腹の状態に触れながら、体全体のバランスを確認していく診察方法です。

なぜお腹をみるのか

お腹には、

  • 緊張の状態
  • 冷えや熱感
  • 張りや力の入り方
  • 水分の停滞

など、さまざまな体の情報が現れることがあります。

👉漢方では、
お腹は体全体の状態を映し出す場所の一つと考えます。

腹診でみていること

腹診では、単に「痛い場所」を探すのではなく、

  • どの部分に張りがあるか
  • 力が入りすぎていないか
  • 冷えていないか
  • 抵抗感や圧痛があるか

などを確認していきます。

例えば、

  • ストレスが強いと緊張が出やすい
  • 胃腸が弱いと力が不足しやすい
  • 水分バランスの乱れが張りとして現れる

といったことがあります。

問診だけでは分からない情報

症状の感じ方は、人によって異なります。

そのため、

  • 問診
  • 腹診
  • 舌診
  • 脈診

などを組み合わせながら、
総合的に状態を把握していきます。

👉腹診は、
体の状態を立体的に理解するための一つの手がかりです。

痛みを伴う検査ではありません

腹診は、一般的には強い刺激を加えるものではありません。

状態を確認するために、
お腹にやさしく触れながら行います。

当院での考え方

当院では、症状だけでなく、

  • 体質
  • 体力
  • 緊張や疲労の状態
  • 冷えや水分バランス

なども含めて、全体像を整理することを大切にしています。

腹診もその一部として、
問診やチャート分析などとあわせて参考にしています。

おわりに

漢方診療では、症状だけでなく、
体全体の状態を丁寧にみていくことを重視します。

腹診は、そのための診察方法の一つです。

ご自身では気づきにくい体の傾向を整理する際の、参考となることがあります。

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