2026/04/25
■ 当院独自の問診とチャート分析について
― 気血水の視点から体質を“見える化”する取り組み
当院では、初診時に事前問診と独自のチャート分析を組み合わせ、
体の状態を多角的に把握することを大切にしています。
「どこが悪いのか」だけでなく、
“どのようなバランスの偏りがあるのか”を捉えることが目的です。
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■ 事前問診から始まる体質の把握
診療に先立ち、
生活習慣や体調、感じている症状などについて
事前に問診票へご回答いただきます。
• 食欲・睡眠
• 冷えやのぼせ
• 疲れやすさ
• 消化器症状
• 気分の変動 など
👉日常の状態を丁寧に拾い上げることで、
単なる症状の羅列ではなく、体質の傾向が見えてきます。
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■ 回答内容を点数化し、気血水の傾向を分析
ご回答いただいた内容は、
当院独自の基準に基づいて項目ごとに点数化されます。
その点数をもとに、
• 「気」の状態(巡り・エネルギー)
• 「血」の状態(栄養・循環)
• 「水」の状態(水分代謝)
といった観点から、
どの要素に偏りがあるかを整理します。
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■ レーダーチャートによる“見える化”
分析結果は、
レーダーチャートとして視覚的に表示します。
これにより、
• どのバランスが強いのか
• どこに偏りがあるのか
を直感的に把握しやすくなります。
👉言葉だけでは分かりにくい体質を、
“図として理解できる”ことが特徴です。
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■ 傾向がはっきり出ない場合もあります
体の状態は単純ではなく、
• 複数の要素が重なっている
• 時期や環境で変化している
といったケースも少なくありません。
そのため、
チャート上で明確な偏りが出ない場合もあります。
👉これは異常ではなく、
“バランスが揺れている状態”を反映していると考えます。
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■ チャートは“入口” ― 診断は総合的に行います
チャート分析はあくまで一つの手がかりであり、
それだけで判断が完結するものではありません。
実際の診療では、
• さらに踏み込んだ問診
• お腹の状態をみる腹診
• 舌の状態を確認する舌診
• 脈の状態をみる脈診
などを組み合わせ、
全体像として総合的に判断していきます。
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■ 当院の考え方
当院では、
「症状を抑える」だけでなく、
👉なぜその状態が起きているのか
👉どのバランスが崩れているのか
を丁寧に捉えることを重視しています。
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■ おわりに
体の不調は、一つの視点だけでは捉えきれないことが多くあります。
事前問診とチャート分析は、
その全体像を把握するための一つの方法です。
気になる症状がある場合には、
体質の視点から見直すことも選択肢の一つとなります。
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